三菱電機は3月31日、2014年モデルの扇風機「R30J-HRR」「R30J-RR」「R30J-MR」の情報を同社のWebサイト上で公開した。3製品の発売日は4月15日。価格はオープンで、推定市場価格は、R30J-HRRが11,000円前後、R30J-RRが9,000円前後、R30J-MRが8,000円前後(すべて税別)。

上段左が「R30J-HRR」で、右が「R30J-MR」。下段は「R30J-RR」で、レッドブラック(左)とブラックブラック(右)の2色が用意されている

R30J-HRRは全高848~1,048mmのハイポジション扇で、R30J-RRは全高678~858mm、R30J-MRは全高677~857mmのリビング扇だ。いずれも5枚羽根を採用している。

R30J-HRRとR30J-RRは、「ロング気流ファンガード」が大きな特徴となっている。ロング気流ファンガードは、扇風機のガード部分周囲に取り付けられているカバーで、風を整流して風速を上げる効果を持っている。これにより、風の到達距離が約30%伸びている。また、ロング気流と上向き35度の設計により、サーキュレーターとして使用する際の効果が向上。冬場の暖房効率アップにも利用できる。

三菱電機の扇風機では、信頼性の高い全閉型モーターを採用している。ハウジング内にホコリなどが入り込まない構造となっているため、年間を通して使用しても、故障などのトラブルが発生しにくい。

R30J-HRRとR30J-RRには、電源のオン・オフ、風速・リズム風切り替え、入・切タイマーの設定が可能なリモコンが付属する。また、通常の入・切タイマーのほかに、だんだん風量を下げていく「お休みタイマー」も利用できる。

また、ユニバーサルデザイン「らく楽アシスト」として、オレンジ色の大型電源ボタン、持ち運び用の大型ハンドルが採用されている。

モーターはずべてACタイプで、消費電力はR30J-HRRが33W(50Hz)/37W(60Hz)、R30J-RRとR30J-MRが30W(50Hz)/34W(60Hz)。