いよいよ4月からの増税に伴ってか、一部では販売価格の改定報道がされているMVNO SIM。その中でも今回はプリペイドSIMにターゲットを絞り、街に繰り出して実地調査を行ってきました。

3社のプリペイドカードのスペック比較

まずは、2013年12月14日より販売開始をしたOCNの「OCN モバイル ONE」のプリペイドSIMカード。こちらの一番の特徴は、全国1万店舗以上で展開されているローソンで販売されており、価格は3,790円(税抜)です。こちらは、30日間使い切った後は、同じくローソンで購入できる「プリペイドSIM延長パッケージ」2,838円(税込)を使うことで、50日間延長が可能になっています。

次に、IIJmioの「IIJmioプリペイドパック」。購入してから開通までの有効期限があり(パッケージに記載されています)、高速通信を含み500MBまでの利用が可能です。2015年3月31日までの開通分が3,790円(税別)で販売されています。500MB使い終わった後は、通常のプランにアップグレードが可能です(開通日より4ヶ月後の月末まで)。

最後に、b-mobileの「b-mobile 3G・4G 1G定額」。b-mobileはプリペイドSIMの先駆者として、今でも降臨し続けております。価格は3,315円(税別)。こちらも30日間の有効期限日を過ぎた後は、10日以内であれば再チャージを行って継続使用が可能です。

OCN モバイル ONE プリペイド

ローソンでの購入

OCN モバイル ONEのプリペイドSIMは、ローソンで購入。入店するとすぐわかる位置、レジの近くにパッケージが置いてありました。

コンビという立地もあり、さっと行ってさっと買える手軽さがいいですね。また、深夜でもお店が開いていますし、24時間いつでも買えるというメリットがあります。

ただ、IIJmio、b-mobileのプリペイドは買ってきてすぐに使うことができますが、OCNではSIMカード自体が郵送されてくるまでは使えませんので、ご注意下さい。(だいたい2営業日以内に発送とのこと)。

ヨドバシカメラ@秋葉原店

IIJmioとb-mobileのプリペイドSIMを買うために、秋葉原のヨドバシカメラに向かいました。JR秋葉原駅改札から一番近い入口より入店して、あたりを見回してみたのですが、SIMカードがどこにも見当たらない! もしや置いてない?

いやいや、そんなことはないはず、と再度店舗内をフラフラ探し歩いてみてもやはりわからず……。そこで、総合案内に向かいました。総合案内の女性に聞いたところ、「携帯のアクセサリー売り場に売っている」と丁寧に教えてもらい、売り場の場所を案内され、向かうことに。ところが、商品自体が大きいサイズというわけでもないので、また迷ってしまいました。ようやく、第三エントランス(つくばエクスプレス乗り換え方面)すぐ近くの、乾電池売り場の隣に発見。ここまでで、入店に入ってから10分程度。意外に一苦労でした。

売り場は、乾電池とセキュリティソフト(スマホ版)に挟まれる形で、棚の上から順に、b-mobile、BIGLOBE、OCN、IIJmioが並んでいました。

ヨドバシ秋葉原店では、b-mobileの商品が6割以上を占めている印象。さらにその8~9割がプリペイドSIMでした。あとは、王道のデータ専用SIMと、電話付SIMがさらりと売っています。

棚には、SIMそのものが置いてあるわけではなく、商品のプレートが提がっている形。SDカードなどと同様ですね。これをもっていって、レジで引き換えになります。

IIJmioやOCNの商品を一通り見たところ、店頭では、nano SIMが若干少ない印象です。nano SIMを挿せるSIMフリー端末が、ほぼiPhone5s/5cに限られているからでしょうか。

今回は、お昼の12:00~12:30の30分程度、お店の中にいましたが、その間あまりSIMカード売り場に立ち寄る方はおりませんでした。

いずれも一長一短な点がありますので、SIM自体のサービス内容だけでなく、店舗の特徴まで把握した上で、ご自身のニーズにマッチしたSIMをご検討してみてはいかがでしょうか! ぜひ使ってみたいという方は、「SIM通」でSIMカード情報をチェックしてくださいね。

記事提供:SIM通

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