レノボ・ジャパンは28日、ディスプレイに8.3型でWUXGA(1,920×1,200ドット)の高解像度液晶を搭載したWindowsタブレット「ThinkPad 8」を日本国内で販売すると発表した。法人向けモデルは即日、個人向けモデルは31日より発売する。店頭モデルの想定価格は59,000円前後。
ThinkPad 8は、米国ラスベガスで開催された2014 International CES(CES 2014)で発表された製品で、ディスプレイに8.3型WUXGA(1,920×1,200ドット)の高解像度液晶、プロセッサに開発コード名「Bay Trail-T」として知られるIntel Atom Z3770を搭載する。
本体の重量は約430gと同社のWindows 8搭載タブレット「Miix 2 8」とよりも重くなっているが、ThinkPadブランドとして堅牢性の基準を満たしているという。
主な仕様は、プロセッサがIntel Atom Z3770(1.46GHz)、メモリがLPDDR3-1066 2GB、ストレージが64GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが10点タッチ対応8.3型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶、OSがWindows 8.1 Pro 32bit。
ストレージに128GB SSDを搭載したモデルも用意。想定価格は69,000円。
インタフェースは、microUSB 3.0×1、microHDMI×1、IEEE802.11a/b/g/n、前面カメラ(200万画素)/背面カメラ(800万画素/AF対応)、microSDスロット、ステレオスピーカー、マイクなど。バッテリ駆動時間は最大8時間。
オプションの「ThinkPad 8 クイックショット・カバー」は、背面カメラ部分がめくれる仕様で、カメラ部分をめくると自動的にカメラアプリが起動し、専用カバーを付けたままで使用することができる。また、カバーを閉じるとスリープ状態に、開くとスリープ状態からの復帰を行う。価格は4,500円。
本体サイズは約W224.3×D132mm×H8.8mm、重量は約430g。