カプコンの人気アクションゲーム『戦国BASARA3』をモチーフにした「舞台『戦国BASARA3 宴弐』‐凶王誕生×深淵の宴」の公演が1日、東京ドームシティホールにてスタートし、関係者を招いたゲネプロ(通し稽古)が行われた。

舞台『戦国BASARA3 宴弐』のキャスト陣と、プロデューサー小林裕幸(写真右)、構成・演出・振付を担当する西田大輔(写真左)

「舞台『戦国BASARA3 宴弐』‐凶王誕生×深淵の宴」は、舞台シリーズでは初となる2部構成。片倉小十郎、猿飛佐助を中心描く"深淵の宴"と、石田三成にスポットを当てた"凶王誕生"の公演となる。キャストには石田三成役の中村誠治郎、片倉小十郎役の吉田友一、猿飛佐助役の村田洋二郎、毛利元就役の小谷嘉一、雑賀孫市役の八代みなせといったおなじみのキャストに加え、新たな伊達政宗役に滝川英治、真田幸村役に吉岡佑、竹中半兵衛役に川隅美慎らが参戦する。

"深淵の宴"では、片倉小十郎と猿飛佐助を中心に、戦で生み出される彼らの悩みや葛藤が描かれる
"凶王誕生"では、石田三成が凶王へと変貌を遂げるストーリーが展開

ネタバレとなるため、詳しいストーリー内容は割愛するが、武将たちの迫力ある殺陣と、巨大スクリーンを利用した武将の必殺技のエフェクトは圧巻。刀に傷つき倒れる様、怒り、悲しみの叫びといった武将たちの迫真の演技は、本番さながらの臨場感で観客を魅了していた。

また、舞台版ではおなじみとなった伊達軍や武田軍による宴会芸はもちろん、今回は豊臣軍も宴会芸に参戦。石田三成が秀吉に「秀吉様、どうか、この私に宴会芸を始める許可を!!」と求めると、秀吉は「うむ。今、やるべきは、宴会っ!!」とノリノリで答え、会場は爆笑の渦に包まれていた。各軍の宴会芸は、これまで以上にユニークなものとなっているので、劇場で確かめてほしい。

そのほか、舞台を盛り上げるBGMとしては、ゲーム主題歌や戦闘BGMを採用するほか、『戦国BASARA』シリーズの楽曲を提供している石川智晶による新曲『青の中の青』『前夜』が主題歌として使用されている。

「舞台『戦国BASARA3 宴弐』‐凶王誕生×深淵の宴」の公演日程は、東京公演(東京ドームシティホール)が11月1日~10日(全12ステージ)、名古屋公演(中日劇場)が11月15日~17日(全4ステージ)、大阪公演(メルパルク大阪)が11月22日~24日(全5ステージ)となっている。詳しいスケジュールは公式サイトまで。

(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.