アップルは22日(現地時間)、iOS向けのアプリケーション「iLife」(iPhoto、iMovie、GarageBand)、「iWork」(Pages、Numbers、Keynote)を64bit対応に刷新した。iCloudとの連携機能を強化し、より簡単にデータの共有が行えるようになった。また、有料で提供していた「GarageBand」は無料アプリとなった。

今回のアップデートでは、「iLife」「iWork」のiOS向けアプリを刷新。iCloudとの連携機能を拡張し、iWorkアプリについては複数端末からの共同編集に対応した

今回のアップデートでは、すべてのアプリを64bit対応に刷新し、同社のクラウド上サービス「iCloud」との連携機能を強化した。これにより、デバイス間のファイル共有などがより簡単に行えるようになった。また、iWorkアプリはアイコンをiOS 7向けに変更したほか、リアルタイムコラボレーションを追加。iPadで作成した文章をその場でMacから編集するなど、複数端末を使った共同編集が可能になった。

通常価格は「iPhoto」と「iMovie」が各500円、iWorkアプリ (Pages/Numbers/Keynote)は各1,000円だが、2013年9月1日以降にアクティベートしたiOS 7対応デバイスユーザーであれば無料となる。また「GarageBand」は500円であったが、今回、無償提供されることになった。