18日にAppleの新しいモバイルOS「iOS 7」の提供が始まったが、Chitikaが19日に公開したレポートによると、リリース日にiOSデバイスユーザーのiOS 7へのアップグレード率が18%を超えた。

Chitikaは、同社のオンライン広告ネットワークから北米の約3億の広告インプレッションをサンプルにモバイルデバイスのトラフィックを分析し、Chitika Insightsというレポートを作成している。iOS 7はリリース直後にダウンロードのトラブルが報告されたものの、iOS全体におけるiOS 7のシェアは着実に増加し続けて18%を突破、北米が深夜になってから横ばいになった。昨年のiOS 6のリリースは初日に15%前後で落ち着いており、iOS 7の方が早いペースで普及している。GoogleのDashboardsによると、9月4日時点でAndroid全体におけるAndroid Jelly Bean(4.1-4.2)のシェアは約45%。過去のiOSの普及率の伸びに照らし合わせて、「iOS 7がすぐに追い抜くだろう」としている。

昨年のiOS 6を上回るiOS 7のアップグレード・ペース、初日に18%を超えた。

アクセス解析ツールを提供するMixpanelのTrendsによると、19日にiOSにおけるiOS 7のシェアが40%を突破した。その時点でiOS 6は56%であり、数日中にiOS 7が上回るのは確実な勢いだ。

Mixpanel Trendsによると19日にiOS 7は40%を超え、iOS 6との差はわずかに。