ソーシャルネットワークの代名詞的存在といえる「Facebook」。iPhone/iPadにも利用者は多く、公式アプリ『Facebook』は必携アプリのひとつとなっている。iOS 6からはシステムに統合され、連絡先やカレンダーはFacebookのものと同期させることが可能になった。

そんなFacebookだが、公式アプリが登場する以前の評判は芳しくなかった。当初iOS版公式アプリはHTML5で構築されていたため、ベストなパフォーマンスを引き出せなかったからだ。それが2012年夏のアップデートでObjective-Cベースで書き換えられ(ネイティブアプリ化)、体感速度は大幅に改善、軽快な操作性は多くのFacebookユーザに歓迎された。

しかし、使い続けるうちにアップデート直後の軽快さはなくなってくる。反応が鈍くなった、スクロールに引っかかりを感じるようになった、ニュースフィードの更新がなかなか完了しなくなった、などの体感速度低下現象を訴えるFacebookユーザは少なくない。

そんなときは、Facbookから一度ログアウトして、その後ログインし直してみよう。iPhone/iPad上にキャッシュされていた情報が整理/消去され、データの読み込みや表示といった処理を最適化することができる。公式アプリを削除してから再インストールする方法も有効だが、ログアウト/ログインを行うほうがかんたんだ。

操作手順をカンタン解説

1 画面左上のボタンをタップするとメニューが現れるので、いちばん下にある「ログアウト」をタップする

2 ログアウトするか確認されるので、「ログアウト」をタップする

3 「あなたではありませんか?」の部分をタップして、完全にログアウトする

4 メールアドレスとパスワードを入力し、「ログイン」ボタンをタップして再ログインを完了する