テスト環境

それでは実際のテスト環境を。今回はCPUとしての性能とGPUとしての性能を比較するため、外部グラフィックスカードありとなしの両方で確認を行なっている。テスト構成は表2に示す通りで、対抗馬にはIvy BridgeベースのCore i7-3770Kを利用、外部グラフィックスカードにはAMD Radeon HD 7970を利用した。

■表2
CPU Core i7-3770K Core i7-4770K
M/B ASUSTeK P8Z77V-PRO Intel DZ87KLT-75K
BIOS Version 1805 KLZ8711H.86A.0334
Driver Inf Driver 9.3.0.1021 Inf Driver 9.4.0.1017
Video(1) AMD Radeon HD 7970
Video(2) Intel HD Graphics 4000 Intel HD Graphics 4600
Driver(1) Catalyst 13.4
Driver(2) V8.15.10.2598 V15.31.3.64.3071_PV
Memory DDR3-1600 CL11 4GB×2
HDD ・Intel SSD520 128GB(System)
・HGST HDP725050GLA360 500GB(Data)
NTFS
OS Windows 7 Ultimate 64bit 日本語版+SP1

テスト環境におけるHaswellの認識であるが、OSのプロパティはこんな感じ(Photo45)。Windows Experience Indexは7.6(Photo46)。またHaswellの内蔵グラフィックを使った場合の評価はこんな具合(Photo47)。CPU-Zでの結果はこんな具合(Photo48~51)、RMMAの表示(Photo52~54)も同じであった。最後にGPU-Zを使って内蔵グラフィックの表示をさせた結果がこちらである(Photo55)。

Photo45: このときはまだ電源オプションを変更していないので、2.6GHzまで動作周波数が落ちている。

Photo46: ちなみにCore i7-3770Kでは7.7だった。

Photo47: 6.7はそう悪い数字ではないと思う。

Photo48: これはCPU-Zのサイトで配布されていた、"Reviewer Kit for Intel Haswell"を利用したもの。もっと通常のCPU-Z 1.64との違いは、右上のCore i7のバッチの画像程度しか確認できなかった。

Photo49: キャッシュ構成はIvy Bridgeと差はなし。

Photo50: チップセットでSouthbridgeのRev.06が何を意味しているのかは良く判らない。

Photo51: メモリはCL11構成でちゃんと認識された。

Photo52: とりあえずBrand Stringはちゃんと認識される。Logical CPUは何か激しく勘違いしているような。

Photo53: キャッシュ構成はうまく取れていない模様。

Photo54: TLBの情報も同じく。これは実際に確認してみないと判らない。

Photo55: とりあえずShader数は20と表示された。

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