日本語文章で余韻や沈黙を表現するとき、「そのとき私は……ただ座り込むしかなかった」のように「3点リーダ」を利用する。基本的には『…』を2回続けて、つまり『……』と書くことが、原稿用紙における3点リーダの正しい用法とされる。この表記ルールは、少なくとも出版社系の媒体であれば紙でもWebでも変わりなく、ライターにとっては常識だ。

iOSのソフトウェアキーボードには、特定のキーに3点リーダが割り当てられていない。ローマ字キーボードを例にすると、「てん」と入力して変換候補に表示されたものを選ぶ、というスタイルが一般的だ。しかし、ほかの変換候補も多数表示されてしまうため、効率がいいとはいえない。

ローマ字キーボードで3点リーダをスピーディーに入力するには、かな変換モードで「。」を入力し、変換候補に現れた「…」を選ぶことがオーソドックスな方法といえる。「123」→「#+=」の順にキーをタップして記号入力モードに切り替え、「.」を長押しすると直接入力することも可能だ。

3点リーダほど利用頻度は高くないが、どうせなら「2点リーダ」の入力方法も覚えておきたい。こちらは、キーの長押しでは入力できないが、記号入力モードで「・」(中黒)キーをタップして入力すれば、3点リーダとともに変換候補として表示される。キーを最低3回タップしなければならないものの、「てん」を変換して入力するより断然スピーディーだ。

操作手順をカンタン解説

1 ローマ字キーボードで3点リーダを入力するには、かな変換モードで「。」を入力し、変換候補に現れた「…」を選ぶことがオーソドックスな方法だ

2 「123」→「#+=」の順にキーをタップして記号入力モードに切り替え、「.」を長押しして直接入力することもできる

3 「・」(中黒)を入力すると、変換候補に「‥」(2点リーダ)と「…」を同時に表示することができる

(提供:iPad iPhone Wire)