日本マイクロソフトは15日、都内にてプレス向けに「Surface RT発売記念レセプション」を開催した。同製品はマイクロソフト謹製のタブレット端末で、キーボードが自由に着脱できるのが特長。アメリカを含む一部の国と地域では、昨年の10月に先行発売され話題となっていた。日本でも15日、全国の1,000を超える店舗で発売が開始された。

会場には実機が用意されており、使い心地を試すことができた

レセプションに登壇した日本マイクロソフト執行役常務の香山春明氏は「本日、ようやく日本のお客様にもSurface RTをお届けすることができるようになった。先行発売されているアメリカでは、すでに数々のアワードを受賞している製品。マイクロソフトが提案する、全く新しいコンセプトのタブレットを是非とも皆さんに体験していただきたい」とアピールした。

続いて、マイクロソフトコーポレーションジェネラルマネージャーのブライアンホール氏が登壇。同氏はSurface RTの長所を、利用シーンなどを交えながら紹介していった。これまでiPadを使用していたというブライアン氏の家族も、iPad以上のことができるSurface RTをすっかり気に入ってくれたという。

登壇する日本マイクロソフトの香山氏(写真左)と、マイクロソフトのブライアン氏(写真右)

製品の概要

Surface RTは、10.6インチ(1366×768ピクセル、アスペクト比16:9)の大画面を備える製品。厚さは9mm、重さは675gとなっている。キックスタンドにより、机の上に立てて利用できる。傾斜は22度で、立てた際のカメラの角度も計算されているという。

端末背面にはキックスタンドを備える。カメラの使用も考慮されている

キーボードは2タイプを用意する。「Touch Cover」は、防滴設計の厚さ3mmの感圧式キーボード。White、Blue、Blackの3色で展開する。「Type Cover」は厚さ6mmの最薄クラスのキーボード。これらのキーボードを装着すれば、いつでもどこでも快適に文字入力が行えるようになる。

キーボードは2タイプを用意。飛行機、電車、喫茶店、仕事場、家庭など様々な場所で、快適な文字入力が実現できる