昨年まで、ソニーのVAIOノートで最も注目の機種であった「VAIO Z」。2013年春モデルの発表以降も、際立った薄型軽量デザインで人気を集めている。そのVAIO Zが、先週末頃から、同社のWeb直販サイト「ソニーストア」の個人向け販売ページから姿を消した。
2012年の夏モデルとして最後に登場したVAIO Zのスペックは、プロセッサに通常電圧の"Ivy Bridge"がベースの第3世代Intel Coreを搭載し、OSはWindows 7、また高速SSDや13.1型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶ディスプレイに対応。本体サイズ/重量はW330×D210×H16.65mm/約1.17kgと現在の水準でもトップクラスの薄型軽量で、バッテリ駆動時間も約9.5時間と十分なスタミナを備える。
なお、記事掲載時点で、法人向け販売ページでは引き続きVAIO Zの購入ができる状態(最小構成で99,800円からCTO可)だ。ソニーストアの法人向け販売は、個人ユーザーであっても特に制限無く製品購入が可能であるため、実質は未だ継続販売中と言える。一方で、個人向けの販売が姿を消している現状では、これもいつ販売終了になってもおかしくないだろう。