ペンタックスリコーイメージングは1月30日、コンパクトデジタルカメラ「PENTAX WG-10」を発表した。発売は2月15日で、価格はオープン。推定市場価格は2万円台前半となっている。

「PENTAX WG-10」

背面

水深10mで2時間の使用可能な防水性能(IPX8、JIS保護等級8相当準拠)と、1.5mからの耐落下衝撃性能、IP6X(JIS保護等級6)相当の防塵性能、マイナス10度の低温でも動作する耐寒性能、耐荷重100kgfを備えるタフネスモデル。同日に発表された「PENTAX WG-3」より防水性能や耐落下衝撃性能が劣る。

撮影機能としては、小さな被写体を撮影する際に便利な「デジタル顕微鏡」モードを搭載。レンズ周りに配置された5灯のLED補助光を用いることで、マクロ撮影時に均一な明るさの照明を得られるようにしている。さらに、撮影の瞬間にはLEDの光量をアップすることで、手ブレや被写体ブレを抑える「瞬間輝度アップ」機能なども備える。

主な仕様は、撮像素子が有効約1,400万画素の1/2.3型CCDで、レンズが焦点距離28~140mm相当(35mmフィルム換算時)の5倍ズーム、開放F値がF3.5~F5.5、対応感度がISO80~ISO6400となっている。モニターは約23万ドット・2.7型ワイドの液晶方式で、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ(約97MB)、動画の記録画素数が1,280×720ドット。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約260枚だ。

サイズは約W115.5×D28.5×H58.5mm(操作部材、突起部を除く)、バッテリーとSDカードを含む状態の重量は約166gとなっている。