代表的なものだと、「Skype」「Viber」「050 plus」「LINE」あたりだろうか。これらはいわゆる「VoIP」と呼ばれるアプリで、電話回線ではなくインターネットで通話できるのである。

今回は「Skype」で通話実験をしてみることにした。

iPad用のアプリ「Skype」をダウンロードし、アカウントを登録する。無料版ではアカウントを登録した相手にしかコールすることができないが、有料機能を使えば固定電話や携帯電話にもかけられるし、オンライン番号を購入すればiPadで通話を受けることもできる。何とも便利な時代になったものだ。

ということで知人のアカウントに電話。……しばらくして知人がコールを受けてくれた。どうやら先方はiPhoneのSkypeアプリで通話しているらしい。Wi-Fi接続ということもあり、通話品質は上々である。あれ、これってもう立派に電話の代わりになってるじゃないか。問題なのはiPad miniを耳に当てている見た目だけだ。

コールしてみよう

問題なく通話することが可能

ちなみにNTTコミュニケーションズがリリースしている「050 plus」は、月額基本料315円で050から始まる電話番号を持つことができ、携帯電話や固定電話に格安で電話をかけることができる(通話料はキャリアによっても異なる)という、もっとも普通の電話に近い性能を誇るVoIPアプリである。……なんかもう、ここまでくるとiPad miniを固定電話の代わりにすればいいんじゃないかと思った。Wi-Fiモデルでも固定電話として使うなら家の無線LANに接続すればいいだけだし。ちょっと真剣に検討してみようかな。