富士通は19日、個人向けPCの冬モデルラインナップを発表した。全製品がWindows 8搭載となる。ESPRIMO/LIFEBOOKの既存シリーズのほか、タブレット/ノートPCの2wayスタイルで利用できる「STYLISTIC QH」、女性向けのUltrabook「Floral Kiss」、Windows 8搭載で生まれ変わった「ARROWS Tab Wi-Fi」といった新商品が登場している。

2wayスタイルの「STYLISTIC QH」

STYLISTIC QH77/J

STYLISTIC QH77/J」は、単体でタブレットとして使うことも、キーボード・ドッキングステーションにセットしてノートPCのように利用することもできる2wayスタイルの新ジャンル商品。店頭予想価格は16万円強。


女性向けUltrabook「Floral Kiss」

LIFEBOOK CH55/J "Floral Kiss"

LIFEBOOK CH55/J "Floral Kiss"」は、細部にまでこだわったデザインの女性向けUltrabook。真珠を模したボタンやLEDレンズのダイヤカット、上品なグラデーションなどで、高級感のあるオシャレさを演出する。店頭予想価格は15万円前後。


Windows 8搭載となった「ARROWS Tab Wi-Fi」

ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J

ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J」は、2012年1月に発売されたAndroidタブレットから一転、Windows 8搭載で生まれ変わった。防水仕様はそのままに、ディスプレイをIPSパネルに変更するなどの強化を行なっている。店頭予想価格は10万円前後。


最上位モデルはA4ノート最薄の「LIFEBOOK AH」

LIFEBOOK AH78/JA

LIFEBOOK AH」シリーズは、上位2モデルでデザインを一新。最上位モデルの「AH78/JA」は15.6型の光学ドライブ搭載ノートPCとしては世界最薄となる20.8mmまでスリム化した。店頭予想価格は、最エントリーモデルの10万円強から、「AH78/JA」の20万円前後まで。


こちらは13型で世界最薄の「LIFEBOOK SH」

LIFEBOOK SH76/J

モバイルノートPC「LIFEBOOK SH」も新デザインの筐体を採用。こちらは13.3型の光学ドライブ搭載ノートPCとしては最薄となる19.9mm。店頭予想価格は、下位モデル「SH54/J」が 16万円前後、上位モデル「SH76/J」が20万円前後。


Ultrabookの「LIFEBOOK UH」は下位モデルをマイナーチェンジ

LIFEBOOK UH75/J

Ultrabook「LIFEBOOK UH」は、14型モデル「UH75/J」はほぼハードウェアはそのまま、Windows 8搭載になった。13.3型モデル「UH55/J」では基本仕様をアップデートしている。店頭予想価格は、「UH75/J」が14万円強、「UH55/J」が12万円前後。


液晶一体型「ESPRIMO FH」は瞬速テレビ起動が可能に

ESPRIMO FH98/JD

液晶一体型デスクトップPCの「ESPRIMO FH」は、23型モデルで筐体デザインを刷新。最エントリーモデル以外は、最速約1.5秒でテレビが観られる「3波クイックテレビ」、外出先からの番組録画予約といった機能を新規に搭載した。店頭予想価格は16万円前後から。最上位モデル「FH98/JD」はのディスプレイはタッチパネル装備となる。


エントリー向け「ESPRIMO EH」はマイナーチェンジ

ESPRIMO EH30/JT

エントリー向けの液晶一体型PC「ESPRIOM EH」の新製品「EH30 /JT」は、前モデルからテレビ視聴ソフトを変更・OSをWindows 8にアップデートしただけで、ハードウェア的な変更はなし。店頭予想価格は12万円強。


分離型デスクトップ「ESPRIMO DH」ではノングレアタイプの液晶を採用

ESPRIMO EH30/JT

液晶分離型のデスクトップPC「ESPRIMO DH」シリーズは、一部の基本仕様の強化と、ディスプレイのノングレア化が変更点。価格は、24型「DH77/J」が23万円強、20型「DH54/J」が16万円前後。