9月21日発売に向け、iPhone 5製品パッケージ第一陣の出荷が中国より開始されたようだ。また米国でのオンライン事前予約受付開始から1時間と経たずに初期出荷分が完売し、出遅れたユーザーに失望が広がっていたが、在庫が少し改善し、これらユーザーの一部には21日の発売日での入手が可能になったという話も出てきている。

同件はApple Insiderが報じている。まず初期出荷分については中国は鄭州のFoxconn工場から9月16日(現地時間)に出荷が開始された様子が、UPSの追跡履歴から判明したとしている。おそらく数日中には米国をはじめとする各国のユーザーの近くへと輸送されるとみられるが、実際には21日の発売日までセンターで留め置かれ、改めて当日に配送が行われることになる。

また日本が14日午後4時からiPhone 5予約受付を開始したのと同時刻、米国では太平洋時間(PDT)の14日午前0時よりオンラインでの事前予約がスタートしたが、"1時間以内"というほぼ瞬殺状態で初期出荷分が完売しすぐさま新規受注の停止が行われ、以後の予約ユーザーに対する配送見込みが「1~2週間」へと拡大し、発売日入手が困難な状況となった。だがApple Insiderによれば、後に初期出荷分から漏れたユーザーの一部に対して在庫状況が改善した旨を通知し、発売日での入手が可能になったことが判明している。

予想を大きく超える好調なスタートとなったiPhone 5だが、実際の発売日となる今週金曜日の状況はどうなるのだろうか? 引き続きウォッチしていきたい。