製品を手にして、まず目に付くのが、やはりその瀟洒(しょうしゃ)なスタイル。同社の従来機でも採用されている「超圧縮グリッド構造」を、このモデルでも取り入れており、薄型化と堅牢性を見事に両立。また本体天面はもちろん、底面も同様につなぎ目やネジ穴などを極力抑えたフラットな作りとなっており、それがまた見た目のスッキリさをより際立たせている。
ディスプレイも極薄で、片手の指でつまんでさっと開ける軽さ。本体サイズは13型相当だが、搭載しているディスプレイは、額縁の凹凸を廃したフルフラットファインパネルを採用した14型ワイド液晶と、ひと回り大きいサイズとなっている。ネット上などの動画を視聴する際も、ベゼルの存在をまったく感じることなくコンテンツに集中することができる。
キーボードはアイソレーションタイプ。キーひとつひとつの細い側面にカラーリングが施され、これはデザイン面にくわえ、タイピングのしやすさにも貢献している。キーストロークは、ボディが薄型だけあってかなり浅めだが、押し込み感は結構あり、打ちにくい感じはない。
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