今回もVMware Playerを使用しますが、手順的な問題がないのであればVM VirtualBoxを使用しても問題ありません。先のISO形式ファイルはライブCD形式になっていますので、VMware Playerのウィザード設定で仮想マシンを作成し、同ISO形式ファイルから起動すれば、すぐにWorkBench環境を目にすることができます(図09~16)。

図09 VMware Playerを起動し、<新規仮想マシンの作成>をクリックします

図10 ウィザードが起動したら、<参照>ボタンで先ほどダウンロードしたISO形式ファイルを選択し、<次へ>ボタンをクリックします

図11 OSの選択をうながされたら、<Linux>を選択します。ドロップダウンリストから「他のLinux 2.6.xカーネル」を選択し、<次へ>ボタンをクリックします

図12 仮想マシン名を「AROS」に変更してから<次へ>ボタンをクリックします

図13 試すだけならば仮想HDDは不要ですが、ここではウィザードの指示したがって作成し、<次へ>ボタンをクリックします

図14 これでウィザードによる設定が終わりました。<完了>ボタンをクリックします

図15 Linux系OSではポピュラーなブートローダー「Grub」が起動します。放置しておけば初期設定のまま起動が始まります

図16 これでAROSが起動しました。アイコンデザインやWorkBenchの動作がAmiga OSを彷彿させます