2011年12月28日より、UQコミュニケーションズの高速通信サービス「UQ WiMAX」の上り通信速度が高速化された。これに伴い、KDDIは1月5日、同社が提供するWiMAX搭載機器で、上り高速化に対応する機種を発表した。

UQ WiMAXはこれまで、下り最大40Mbps/上り最大10Mbpsの通信速度(ともに理論値)でサービスを提供。新たに変調方式64QAMを導入することで、上りの最大速度を15.4Mbps(理論値)に高速化し、2011年12月28日より提供を開始していた。

今回、KDDIは同社が提供するWiMAX搭載スマートフォンおよびWiMAX搭載モバイルルータで上りの高速化に対応した機種を公開した。対応機種は、スマートフォンの「MOTOROLA PHOTON ISW11M」「DIGNO ISW11K」、WiMAX搭載モバイルルータの「Wi-Fi WALKER DATA08W」。これら3機種では12月28日より上り速度が最大15.4Mbpsに高速化されている。

なおKDDIでは、今後発売されるWiMAX搭載機器で、高速化に対応する機種については、Webサイト、総合カタログの端末ページに「上り最大15.4Mbps対応」と表記するとしている。

(記事提供:AndroWire編集部)

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