「REGZA Tablet AT3S0」の本体デザインは、基本的に「REGZA Tablet AT300」のテイストを踏襲している。ディスプレイ面は黒ベゼルのついた光沢加工のものであり、上部にインカメラが埋め込まれている。背面はシルバー基調にパターン加工を施しており、やはり上部にカメラを埋め込んでいる。

横配置だと書籍の見開き表示などもできるサイズだ

インカメラは有効画素数約200万画素、背面カメラは有効画素数約500万画素

ただし7インチというサイズもあり、かなりすっきりとコンパクトになった印象だ。サイズはW128×D189×H12.1mmで、重量が約379g。「AT300」の約半分、同時に登場した10インチモデル「AT700」の約558gと比べても約2/3。手軽に持ち運べるボリューム感がうれしい。

本体左側面には電源ボタンと音量コントロール、画面回転のオン/オフボタン

左側面のコネクタカバーを開くとmini HDMI×1、USB 2.0×1、miniSDカードスロット×1がある

また、背面のパターン加工にも注目。多少粒状感のある塗装にラインパターンというのは光沢加工に比べて少々やぼったく見えるが、手を滑らせて落とす心配が少なく、実用面ではありがたい。背面が極端に滑らかな端末をしっかり持とうとするとがっちりつかむしかないが、スマートフォンならばともかく、7インチとはいえタブレットではそれは難しい。楽に持つためには背面を手のひらで支えるような持ち方になるが、この背面パターンのおかげで手のひらの上でうまく安定してくれるのだ。12.1mmと薄いながら、角を完全にとってしまっていないボックスデザインもよい。親指をかけるようにして持つとかなり安定するのだ。

裏面のパターンがほどよく手にひっかかりを与える