楽譜作成ツール『Finale 2011』

イーフロンティアは、アマチュアからプロの音楽家まで、幅広いユーザーに使用されている楽譜作成ツールの最新版『Finale 2011』(フィナーレ)を2010年11月26日に発売する。

Finale 2011は、ピアノ譜やオーケストラスコア、タブ譜、パーカッション譜、和楽器など、ありとあらゆる種類の譜面制作に対応したソフトウェア。楽譜の入力はマウスやキーボードで音符を配置していくだけでなく、MIDIキーボードを使った直接入力も可能。印刷物の譜面をスキャナーで取り込んでデータ化することもできる。

最新版ではレイアウト機能が大幅に強化。五線の位置をマウス操作で簡単に移動可能になったり、空白段の表示・非表示を簡単に行なえる。また、歌詞入力を支援するためのツール「歌詞ウィンドウ」を使えば、歌詞を一元管理できる。

さらに、本バージョンからはサンプリング音源「Garritan Instruments」が内蔵されているため、同梱されるプレイヤー「Aria Player」を使って譜面を演奏させられる。譜面作成後すぐにリアルな音源で再生確認できるため、作業効率は大幅にアップする。

対応OSはWindows 7/Vista/XPとMac OS X 10.4/10.6。通常版の価格はオープンプライス(市場予想価格は6万3,000円)で、アカデミック版は5万400円。

作曲能力があっても譜面作成は苦手という人にとっては重宝するソフトだろう