SIMカードを入れてAPNを設定

パッケージを開けるとマイクロSIMカードや説明書が入っている。電話番号とアカウント管理のパスワード(6桁)は紙の台紙の内部に記載されているので紛失しないようにしておこう。あとはiPadのSIMカードトレイを抜き、ソフトバンクのSIMカードと購入したSIMカードを入れ替えるだけだ。

パッケージの中身。電話番号などは台紙に印刷(赤印部分)

SIMカード挿入時は、念のため電源は落としておいたほうがよい。次に「設定」→「モバイルデータ通信」→「APN設定」を開き、APNに「http://imobile.three.com.hk」と入力。これで設定は完了だ。あとはSafariやメールを開けばネットアクセスが利用できる。なお、ソフトバンクのメールアドレスはソフトバンク以外のSIMカードを入れた場合は利用できないので注意しておこう。

マイクロSIMカードを入れ替える

APNを設定する

なお、香港各地にあるスタバやファーストフード店ではSSID「3HKWi-FiService」のWi-Fiを無料で利用できる。利用するには、HutchisonのプリペイドSIMカードWebページにアクセスしてWi-Fi用パスワードを自分で設定する必要がある。

香港各地にあるスタバ

ログインページの入り方は「www.three.com.hk」→「画面右上からENGを選択」→「上のタブからPrepaid SIM」→「画面左欄下のWi-Fi Password Setting」の順。Wi-Fi Password Settingで任意のパスワードを設定すればよい。

スタバで3HKWi-FiServiceのWi-Fiを選択

ログイン画面で電話番号と自分で設定したWi-Fiパスワードを入力

ソフトバンクが提供するiPadでは、海外パケット通信の定額サービス「海外パケットし放題」を利用すれば、1日1480円定額で日本のiPadを海外で利用することができる。ただし、現地に1週間滞在したり年に何度も訪問する場合などは、今回のように現地のプリペイドSIMカードを入手して利用すれば現地の安価な料金で済ますこともできる。SIMロックフリー端末を持っているならば海外旅行時は現地SIMカードの活用も考えたい。