セガより2010年7月29日の発売が予定されているプレイステーション・ポータブル向けリズムアクション『初音ミク -Projecto DIVA- 2nd』。今回は新たに搭載された要素を中心に、本作のポイントをチェックしていこう。

PSP『初音ミク -Projecto DIVA- 2nd』は2010年7月29日の発売予定

ファンからの熱い支持を集めたPSP『初音ミク -Projecto DIVA-』の続編がついに登場する。新たな人気楽曲はもちろん、ファン待望のデュエット曲も収録。さらに本作は、リズムアクション部分がよりパワーアップし、エディットもわかりやすく進化しているのが特徴となる。

2体表示でデュエットが可能に

本作では、2体表示のデュエットに対応。人気のデュエット曲のリズムゲームも収録されている。

初音ミクと巡音ルカのデュエットで新曲「magnet」に挑戦

人気楽曲を新たに収録

『初音ミク -Projecto DIVA- 2nd』では、新たに人気楽曲を収録。今回はその中から、「magnet」と「ロミオとシンデレラ」を紹介しよう。

■「magnet」 - minato(流星P)
数多くの二次創作を生み出したミク・ルカによる大人気デュエット曲がリズムゲームとして3D映像化。木造りの和風なステージで、ミクとルカが時にシンクロし、時に対になってダンスし、切なく歌う。また夜月と紅葉のコントラストの美しさもポイントだ。

■「ロミオとシンデレラ」 - doriko
ミクの代表曲の一つでもある超人気曲がDIVAに登場。中世ヨーロッパを思わせる古城の時計塔をステージに、ミクが「ガラスのマイクスタンド」で歌う。

ゲームシステムもパワーアップ

■長押し
リズムゲームには「長押し」要素が追加され、「歌」の聞かせどころやポイントとなる部分で、ゲームのアクセントとなる。操作は、通常のリズムゲームと同様にメロディアイコンに対応するボタンを押し、ボタンは離さずそのまま押し続けることでボーナス加点が得られる。そして、終点となる部分でタイミングよく離すことでコンボ成功となる。声を長く伸ばすところなどで多用され、「いっしょに歌う」感覚がより強まる新要素となっている。

■同時押し
リズムゲームのシステムとして、「同時押し」要素も採用。同時押しは両手操作が前提となり、右手で△○×□ボタン、左手で方向キーを操作する。右と左のボタンの組み合わせは決まっており、△と方向キー上、○と右、×と下、□と左、をセットにして同時押しを行う。同時押しの特殊ターゲットが出現したら、タイミングよく左右の同時押しを成功させよう。

「長押し」「同時押し」などの新要素に注目

そのほか、メモリースティックに一部データを保存することで読み込み時間を短縮する、「ゲームデータインストール」に対応予定となっている点も注目しておきたい。

「エディットモード」も快適に

「エディットモード」の操作画面も一新。小節ごとの画面イメージが常に表示されるようになった。モーション選択や背景の選択も、編集画面から直接呼び出せるため、編集結果を確認しながらエディットすることが可能。ターゲット配置も画面イメージを見ながらできるため、映像とシンクロした配置を設定しやすくなっている。

「エディットモード」もパワーアップ

本作では編集可能な容量が大幅に拡張され、長い曲のエディットも可能になっているほか、前作収録のモーションに加えて、新規モーションを大量追加。およそ2倍のモーション数から選んでエディットすることができる。さらに、対応BPMを前作から拡張。より高速なリズムゲームをエディットすることも可能となっている。

また、前作の「エディットモード」で作成したリズムゲームを、本作で読み込んでプレイしたり、再編集することも可能。なお、エディットデータは本作のデータ形式にコンバートされるため、コンバートされたデータを前作で使用することはできない(上位互換)。

「モジュールコンバート」も新作多数

前作でも好評だった「モジュールコンバート」(コスチューム変更)はもちろん本作でも健在。前作のモジュールは完全収録した上に、さらに大量の新作モジュールが追加されている。モジュールのデザインは今回も「ピアプロ」とのコラボレーションを実施。傑作・力作ぞろいの公募デザインからどんなモジュールが生まれるのか? 乞うご期待だ。

今回、まずは3コスチュームが公開されたので、紹介しておこう。

ゲームタイトル 初音ミク -Projecto DIVA- 2nd
対応機種 プレイステーション・ポータブル
ジャンル リズムアクション
発売予定日 2010年7月29日
価格 6,090円
CEROレーティング 審査予定
(C) SEGA / (C) Crypton Future Media, Inc.
VOCALOIDはヤマハ株式会社の登録商標です。
※画像はすべて開発中のものです。