IdeaPad S10-3tのスペックを確認

CPUは、グラフィックス機能とメモリコントローラを統合したIntel Atom N450(1.66GHz)を採用。チップセットは、Intel NM10 Expressを搭載する。メモリは標準1GB(最大2GB)で、HDDは250GBだ。OSはWindows 7 Home Premium(32bit)を採用しており、バッテリ駆動時間は8セルバッテリ搭載時で約9時間となっている。

インタフェース類はD-Sub×1、マイク×1、ヘッドフォン×1、USB 2.0×2、6in1メディアカード・リーダー(SDメモリーカード/SD Proカード/xDカード/マルチメディア・カード/メモリースティック/メモリースティックPro)、130万画素カメラを搭載。ネットワーク機能は802.11b/g/n ワイヤレスLAN、Bluetooth v2.1、有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX)をサポートする。

右側面には、無線デバイススイッチ、外付けTVアンテナ端子、USB 2.0×2、VGAポートが設置されている

左側面。Kensingtonスロット、AC電源アダプタ端子、有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX)ポート、マイク端子、ヘッドフォン端子が配置されている

正面。6in1メディアカードスロットが設置されている。右側の小さい穴はビルトインマイクで、簡単な音声録音などが可能

背面。8セルバッテリは本体から少しはみ出る

スペックはAtom N450搭載ネットブックとしては標準的と言えるだろう。OSも特に問題なく動作するし、インタフェース類も充実しているので、スペック面での不満(あくまでネットブックとしての)は特に感じなかった。

個人的にはオーディオ機能として、2chのヘッドフォンで5.1chのサウンドに近いサラウンド効果を体感できる「Dolby Headphone」搭載している点が嬉しかった。試用時にヘッドフォンをして動画を再生しながら作業していたのだが、自身のX61の音質と比べると段違いに良い。ノートPCの音量は常にミュート状態の筆者だが、本機のオーディオ機能であれば積極的に音楽や動画を楽しみたいと感じた。

タッチ操作の使い勝手を試す

さてここからは、タブレットタイプのネットブックとしての使い勝手に迫っていきたい。ディスプレイを180度回転させて折りたたんだ、タブレットスタイルで使える点が本機の特徴だ。このタブレットスタイルで利用すると、本機の魅力を十二分に味わえる。

タブレットスタイル。縦位置、横位置を用途によって使い分けられる

縦位置で、ソフトキーボードを使ってテキスト入力

タッチパネルの感度は非常に良く、Windows 7が標準で搭載するマルチタッチ機能を存分に楽しめる。フォトビューワーやWebページの拡大縮小、スクロールなども快適で、ストレスなく操作することができる。だが1,024×600ドットの横長のディスプレイなので、Webサイト閲覧時に不便さを感じることもあった。

だが、こういった場合はディスプレイ表示を縦位置することで簡単に解決できた。本機はディスプレイ部左下に設置された「画面回転ボタン」を押すことで、ディスプレイ表示を縦位置にできる。縦長のWebサイトも快適に閲覧可能だ。Web閲覧以外にも、ソフトキーボードを使ったテキスト入力などにも便利に利用できた。

タッチ操作は非常に軽快で使いやすい。しかし、作業領域には不満を感じた。10.1型と小型サイズのディスプレイなので、指の太い筆者ではペン入力時やファイル選択時に誤操作してしまうことが度々あった。