3DMark Vantage v1.0(グラフ6~8)

FutureMark
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まずOverall(グラフ6)を見る限り、ぶっちぎりと言ってよいだろう。昨今の3DMark Vantageのスコアは、OfficialなものでトップがPerformanceで43000弱、Extremeで28000強とかいうところまで来ているが、こうした上位製品は液体窒素などを使ってCPUをオーバークロック動作、更にNVIDIA系グラフィックスカードを使いPhysXのアクセラレータでCPU Scoreを稼ぐのが常道であり、定格動作のPhenom II X4 965とATIのグラフィックスカードでは比較にはならないのだが、それでもExtremeでは101位(11月17日、2AMにおける数字。ちなみに100位のスコアは11851のこちら)相当という代物。Game Benchの実フレームレート(グラフ7)も、人為的に無闇に重くしたこの処理で30fpsを余裕で超えている辺りからもその性能の高さがうかがえる。Feature Test(グラフ8)を見ると、Test 4(GPU Cloth)の結果のみいまいち伸び悩みなのは、原理的に伸びないのか、何らかのチューニング不足なのか、というのはこれだけではちょっと判断しにくいところだ。