電気通信事業者協会(TCA)は7日、9月末日時点での携帯電話・PHSの契約数をとりまとめて発表した。ソフトバンクモバイルが17カ月連続となる純増数で首位を獲得したものの、NTTドコモがそれに迫る勢いだった。

ソフトバンクの純増数は14万2,800増で17カ月連続となる1位。累計契約数は1,963万3,200契約となった。純増数2位はドコモの12万9,700増で累計は5,393万7,000契約だった。

3カ月連続で純増数4位だったKDDIは、今回は純増数が伸びて74,900増で第3位となり、累計は3,045万1,700契約。イー・モバイルは純増数59,300増、累計は81万1,700契約だった。

携帯電話全体の累計では40万6,700契約増の1億483万3,600契約だった。なお、ドコモの2in1契約は33,500増で累計45万5,1100契約、ソフトバンクのダブルナンバーは1,300増で累計3,800契約となった。

グループ 純増数 累計
NTTドコモ 129,700 53,937,000
KDDI(au) 74,900 30,451,700
ソフトバンクモバイル 142,800 19,633,200
イー・モバイル 59,300 811,700
携帯電話総計 406,700 104,833,600

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの純増数には、プリペイド契約および通信モジュールサービス(イー・モバイル除く)についての純増(減)が以下の通り含まれる。

グループ 純増数のうち
プリペイド契約 通信モジュール
NTTドコモ -200 22,600
KDDI(au) -7,300 15,400
ソフトバンクモバイル -14,900 0
イー・モバイル 900 -

PHSでは、ウィルコムが13,000契約減となり、PHS全体では458万6,500契約だった。

グループ 純増数 累計
ウィルコム -13,000 4,586,500
PHS総計 -13,000 4,586,500