東芝ブースでは、LEDダウンライトのE-COREを初めとするLED照明を大々的に展示。E-COREは、白熱灯換算で最大60型W相当の明るさを持つLEDダウンライト。何しろ光源がLEDなので60W型相当のモデルでも、消費電力は7.8W、40型相当のモデルでは5.3Wという、低消費電力を実現している。もちろん、CO2の削減にも貢献する。同社では、低消費電力なランプとして電球型蛍光灯のネオボールシリーズを発売しているが、その現行モデルネオボールZ REALでも、60W相当で約12Wの消費電力だ。E-COREは、ブースの天井部分の照明にも使用されている。

ブースの天井照明にも使用される「E-CORE」シリーズ

20日に発売が予定されているレフランプ型のLED電球「LEL-SL5L-F」「LEL-SL5N-F」

また、先日発表された、E26ソケットで使用できるレフランプ型LEDランプ「LEL-SL5L-F」「LEL-SL5N-F」も初展示。注目のモデルだ。

さらに、省エネ家電として、ヒートポンプ、ハイブリッド乾燥搭載のドラム型洗濯機「TW-3000VE」や、野菜室を保湿冷蔵する「リーチin」シリーズの冷蔵庫なども展示。TW-3000VEは、ドラムが他洗濯乾燥機の運転中に一番電力を消費する除湿乾燥に、一般的なヒーターではなく、ヒートポンプを採用したモデル。また、リーチinシリーズは、コンプレッサーを冷蔵用と冷凍用の2器搭載するデュアルツイン冷却方式を採用したことにより、コンプレッサーを低速で連続運転させることで省エネ化を実現している。

さらに、液晶テレビREGZAシリーズや、ハイビジョンレコーダーVARDIAシリーズの新モデル「RD-A301」なども展示。HD Rec機能の搭載で、最低4Mbpsでフルハイビジョン録画が可能なRD-A301は、直接CO2の削減というわけではないが、ある意味エコなモデルといえるだろう。

ヒートポンプとハイブリッド乾燥の「TW-3000VE」

コンプレッサーを低速連続運転させることで、省エネ効果をアップした「リーチin」シリーズ