TCエレクトロニック日本支社はFireWire接続のオーディオインタフェース「StudioKonnekt 48」を発売した。価格はオープン。

スタジオクオリティを実現したFireWireオーディオインタフェース「StudioKonnekt 48」

付属する専用リモートコントローラ「StudioKontrol」、トークバック用のマイクも内蔵される

StudioKonnekt 48は同社の「Konnekt」シリーズのフラッグシップモデルで、業界標準をしのぐスペックを満載したというオーディオインタフェース。同時利用可能な12in/12out仕様のアナログ入出力端子には、従来のKonnektシリーズで実証された「IMPACT」プリアンプをベースに新開発された「IMPACT II」プリアンプを4基搭載。ADAT、TOS、S/PDIF、ワードクロックI/Oを備えるデジタル入出力端子には高精度ジッター排除技術「JET」を採用している。DAWから同時に30系統のストリーミング出力/28系統のストリーミング入力を行うことが可能だ。

StudioKonnekt 48のDSPエンジンには、「SYSTEM6000」や「Reverb4000」といった同社のプロフェッショナル・ハードウェアのアルゴリズムをベースに開発された4バンドEQ/ディエッサー/3バンドコンプレッサ・リミッタである「Fabrik C Studio」やリバーブである「Fabrik R Studio」を搭載。すべてのプラグインがVST/AU対応となっている。

また「Dynaudio Acoustics AIR」シリーズの技術を採用したスピーカー・マネージメント機能も搭載。サラウンド環境のセットアップやレベル調整、ディレイ・アライメント、ベース・マネジメントを包括的にコントロールできる。

StudioKonnekt 48には専用リモートコントローラ「StudioKontrol」が付属、手元からメインレベル / ミックスレベル / リバーブ・ディケイ / リバーブ・レベルなどミキサーコントロールパネルの主要パラメータを調整することも可能となっている。