KDDI、「EZ GREE」内に仮想世界を構築するサービスを開始

KDDIとグリーは10日、モバイルSNS(ソーシャルネットサービス)「EZ GREE」内において、新たなコミュニケーションサービスを追加した。

「ルーム」「ペット」「アバター」といった機能が追加される。始めにアバターを作成し、ユーザーのプロフィールページとなるルームを設定。ルーム内に、アバターの住居を設定でき、ペットとして、「GREE」オリジナルのキャラクター「Clinoppe(クリノッペ)」が育成できる。

アバター、ペットはそれぞれユーザーの好みに合わせてカスタマイズが可能。ペットについては、サービス開始時点では一部のユーザー限定の機能となるが、8月頃に全体での使用が可能となる予定。「ルーム」は、ユーザーのプロフィールページで「EZ GREE」のコンテンツと連動するアイテムや機能が一括して表示される。従来のプロフィール機能に比べて、カスタマイズできる範囲が広がる。

今回EZ GREEに追加されるサービスは、従来から提供されているSNS機能やゲーム、デコレーションメール等と同一の世界観で構築される。KDDIとグリーは今後、「EZ GREE」をSNSの枠組みを超えた包括的な仮想世界サービスとすることを目指すという。