中国国内では、Lenovoが中国メーカーとしてトップシェアを誇る一方、追いかけるAmoiはスマートフォンのラインナップを拡充することで、他社との差別化を図ろうとしている。会場には現行モデルと発売予定の新製品を数機種展示していた。このうちWM5を搭載した現行機種はWM6へのアップグレードも予定しているという。すでに大手メーカーから多数の製品がラインナップされているとあって、同社の製品はデザインなどに特徴を持たせた端末も多い。

E860はProfessional Editionを搭載。ボディーに特徴があり、プラスチック製ながら表面を”シボ加工"しており、革のような質感を出している。またE76は、ツヤのある黒いボディーと薄型のスライド機構により、カジュアル感を出したStandard Edition端末だ。価格も低目をターゲットにしているという。QWERTYキーボードを搭載したBlackBerryスタイルのE78は、今年末発売予定のStandard Edition端末。Windows Live Messengerやビデオ・オーディオストリーミングに対応するなど、ビジネス用途以外での利用もターゲットに置いているとのことだ。

革のような表面処理が特徴のE860

カジュアルなスタイルのE76

QWERTYキーボード搭載のE78。厚みは同系の他社製品より若干厚いが背面にはすべりにくい素材を採用しているという