本連載では、さまざまな業界で取り組んでいる「映像データによる“現場DX”」を現場担当者の声と共にご紹介していきます。どのような課題があり、そこでどう映像データを活用し、どのような成果が見られたのか。今回は、物流業界の現場です。

物流業界の作業効率化、安全面での取り組みに映像の導入が進む訳

物流業界における市場環境は刻々と変化し、顧客のニーズの多様化によるサービス拡充に伴い、取り扱い点数の増加とサービス品質の向上が求められています。物流施設が広大になったために、自動化システムを導入し、省人化や省力化の実現で人件費の削減などの恩恵を受ける企業も増えています。一方で、システムトラブルの対応や、さらなる作業効率化に伴う改善など多岐にわたる取り組みが、企業側に求められています。そのような中で、クラウド録画カメラを活用し、リモートから映像データで物流拠点の状況を確認している企業をご紹介します。

原因究明・再発防止に映像データを活用する近鉄ロジスティクス・システムズ

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