今回から「クエリのマージ」の使い方を紹介していく。「クエリのマージ」とは、クエリとして取得した2つのデータ表を組み合わせて、1つのデータ表に結合する処理のことを指す。これによりルックアップと同じような処理を実現することが可能となる。今回は、その準備編として「接続専用」でデータを取得する方法を紹介していこう。

パワークエリでルックアップを実現するには?

パワークエリは、複数のクエリ(データ表)を組み合わせて、さまざまな処理を行うことも可能となっている。ここでは、その代表例として「クエリのマージ」の使い方を紹介していこう。

  • 接続専用でデータを取得する方法 クエリのマージ(1)

具体的な例を用いながら解説していこう。以下の図は、ある24時間ジムの「4月1日の利用状況」を記録したデータ表だ。ここには各会員のIDと入館時刻、退館時刻が記録されている。ただし、このままでは「誰が利用したのか?」を把握することはできない。

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