前回の連載に引き続き、今回も「条件列」の使い方を紹介していこう。「条件列」の出力値には、“特定の文字”だけでなく、“既存の列”を指定することも可能となっている。この機能を活用してデータチェックを行ったり、データの統廃合を行ったりする方法を紹介していこう。
「条件列」の応用的な使い方
今回は「条件列」の少し応用的な使い方を紹介していこう。前回の連載では、「△△の条件を満たすときは“☆☆”の文字を出力する」という具合に、各条件の出力値を“特定の文字”で指定した。
このほかにも、出力値の指定方法が何種類か用意されている。今回は、各条件の出力値に“既存の列”を指定する方法を紹介していこう。
なお、「条件列」の基本的な使い方は前回の連載で紹介しているので、よく分からない方は、先に第26回の連載を一読してから今回の連載を読み進めていくとよい。
「条件列」を使ったデータチェック
それでは、さっそく「条件列」の少し応用的な使い方を紹介していこう。最初に紹介するのは、不適切なデータをチェックする方法だ。