カイロスロケット3号機の打ち上げは既報の通り、3月1日に続いて、同月4日も当日の延期となった。せっかく遠方から来たのに、打ち上げを見られなかった人には残念だったが、公式の見学場は今回もにぎわっていたので、その模様をレポートしたい。
筆者は今回、2日とも公式見学場である田原海水浴場で取材していた。見学場では、もちろん打ち上げを見ることが最大の目的なのだが、待っている間の楽しみは、たくさん並んだ出店を見て回ることだ。まずは、その様子からお届けしたい。
【動画】PST(ロケット組立足場)はちゃんと動きます
(音声が流れます。ご注意ください)
3月1日は快晴で風もほとんどなく、絶好の打ち上げ日和。それだけに「今日は打ち上がるだろう」という期待も高まったが、打ち上げの30分ほど前、会場に延期の一報が届くと、ガッカリした声が上がった。
そして3月4日、前日の大雨は止み、再び絶好の打ち上げ日和に。二度の延期のあとということもあり、会場の人数はさらに少なくなっていたが、今回は打ち上げ7分前の最終判断もGO。ついに打ち上げ時刻を迎えた。
見学場からは射点が見えず、ロケットが見えるのは打ち上げの数秒後になるのだが、しばらく待っても、何も出てこない。直前に打ち上げ時刻がスライドしたのかも……と思っていたら、数分後、打ち上げの中止が発表されてしまった。
それにしても、前回の「風が想定より弱かった」も打ち上げの延期理由としてはあまり聞いたことがないのだが、今回の「測位衛星からの信号受信が安定しなかった」もかなりレア。珍しい延期理由もさすがにそろそろネタ切れだと思うので、次こそは打ち上げて、そして初成功となることを期待したい。












