NTTドコモビジネスは10月26日、京都市と自動運転バスの走行に関する実証実験を開始することを発表した。実証では洛西ニュータウンエリアにおいて令和8年11月1日~翌年1月31日までテスト走行を行い、令和9年2月1日~14日には市民試乗体験も実施予定。
市民の利便性向上や地域活性化につながる自動運転バスの導入に向けて、京都市とともに取り組みを推進するとのことだ。
実証に参画するのはNTTドコモビジネスおよび京都市の他、京都市交通局、先進モビリティ、システム科学研究所、VoyageBright、関西電力送配電、オムロン ソーシアルソリューションズ、NTTモビリティ、Community Boost Consulting、沖電気工業、かんでんエンジニアリング、同志社大学モビリティ研究センター。
レベル4の認可取得に向けてレベル2自動運転で実証
今回の実証では、洛西ニュータウンエリアにおいて、自動運転レベル4の認可取得に向けて、市バス車両を活用したレベル2の自動運転バス実証実験を実施する。
実証場所は洛西ニュータウンの1周約6.9キロメートルの周回コース(洛西バスターミナル⇒(洛西ニュータウン周回)⇒洛西バスターミナル)。使用するのは市バス車両のいすゞ自動車製「エルガミオ(中型ディーゼルバス)」。
テスト走行期間は、12月29日~1月3日を除く、令和8年11月1日~令和9年1月31日の予定。走行時間は9時から17時まで。なお、夜間テスト走行のため、19時ごろまで走行する場合もあるという。
令和9年2月1日~2月14日には市民試乗体験を実施予定で、その場合は詳細な内容が京都市から改めて発表される。
令和7年度の実証からの変更点
令和7年度に実施した実証実験と比べ、小型EVバスから実際の市バス車両(いすゞ自動車製「エルガミオ」)を改造した自動運転車両に変更し、実運行に近い条件で検証する。また、走行期間を令和7年度の21日間から100日間へ拡大した。
さらに今回は、信号機情報を車両と連携させ、交差点でのスムーズな停車・進行の実現可能性を検証する。洛西バスターミナルからの右折出庫時には、路側センサーから車両へ死角情報を伝達し、安全かつ円滑な運行を実現する。

