ナレッジセンスは10月22日、同社が提供する法人向けAIエージェント「ChatSense」を花王が導入したと発表した。花王は同サービスを活用した「研究データアシスタント」を研究部門全体に展開し、研究所や商品カテゴリーを越えた技術・知見の共有に利用する。

あいまいな質問から関連する研究知見を探索

ChatSenseは、ナレッジセンスが提供する法人向け生成AIサービス。チャット内容をAIの学習対象から保護する機能のほか、プロンプトの社内共有、メンバーの一括管理機能、フォルダ&ドラッグ機能などを備える。

花王は、研究報告書に蓄積してきた知見を活用するため、研究所や商品カテゴリーを越えて技術・知見を共有できる環境の整備を進めている。従来のキーワード検索に加え、新たな知見や気付きを得られる探索の仕組みとして、ChatSenseを使った研究データアシスタントを導入した。

研究データアシスタントでは、あいまいな質問からでも関連する知見を探索可能となっている。得られた回答を起点に対話を重ね、内容への理解を深めることもできるという。

花王は今後、研究所や商品カテゴリーを越えて知見を結び付ける取り組みを、さらに発展させるとしている。