NTTデータグループのフォーティエンスコンサルティング(旧 クニエ)は10月20日、AIを活用した「新規事業立ち上げ支援サービス」を消費財業界向けに提供開始することを発表した。
食品・飲料・日用品などの消費財企業を対象に、既存ビジネスの枠にとらわれない事業の立ち上げにおける一連のプロセスを、AIを活用して一気通貫で支援する。
このサービスでは、消費財業界の経営、業務、ITに精通したコンサルタントがFDE(Forward Deployed Engineer)型のアプローチでAIを活用し、市場調査から事業企画、事業仮説の検証・改善、立ち上げまでを支援する。
検討・検証・改善のサイクルを高速化し、新規事業立ち上げに要する時間の短縮と投資判断の精度向上に貢献するとのことだ。
新規事業立ち上げの迅速化と投資判断の精度向上を支援
同サービスでは、企画から立ち上げ後の改善までを、フォーティエンスコンサルティングのコンサルタントがAIを活用して支援する。市場性の見極めから立ち上げまでを支援することで、利用者の社内リソースを抑えながら新規事業の迅速な具体化を推進する。
市場調査・事業企画段階では、情報同士の関係性を整理し可視化する仕組みであるナレッジグラフなどを活用して、市場情報や先進事例を収集・分析。新規事業の企画立案を支援する。
事業性評価では事業性評価AIエージェントを構築し、事業の収益性や実現可能性について、対話しながら仮説を検証する。検討すべき論点や判断材料を整理した上で、評価に要する期間の短縮を支援するという。
事業仮説の検証においては、必要に応じて簡易的なシステムやアプリなどを構築し、事業仮説を検証する。ナレッジグラフに整理した要件などを活用して検証用のシステムやアプリなどを生成することで、検証の精度を向上するとともに期間を短縮。
反響収集と改善提案では、事業仮説の検証時や事業立ち上げ後に、SNSなどの反響を自動収集して分析するAIエージェントを構築。収集した情報をナレッジグラフに蓄積し、さらなる改善案の検討に活用する。
コンサルティングの各工程に
同サービスでは、市場調査から事業企画、事業性評価、事業仮説の検証・改善までの各工程にAIを活用する。検討・検証・改善のサイクルを高速化し、新規事業立ち上げに要する時間の短縮と投資判断の精度向上を支援する。
また、従来は複数の事業者が担っていた工程を、消費財業界の経営・業務・ITに精通したコンサルタントが一気通貫で支援するという。企画や提言にとどまらず、必要に応じて簡易的なシステムやアプリを構築し、事業仮説の検証や改善から立ち上げまで伴走する。
