ユサコは10月8日、オンプレミス型生成AIアプライアンス「Sovereign GaiXer(ソブリン ガイザー)」の取り扱いを10月7日に開始したと発表した。大学・研究機関や企業の研究開発部門を対象に、未発表の研究データや患者データなどを外部のAIサービスへ送信せず、組織内で処理できる環境を提供する。開発元はFIXERで、価格は380万6,400円(税別)。
最大2,000億パラメータ規模のLLMを組織内で実行
Sovereign GaiXerでは、入力したデータは本体内で処理され、外部のAIサービスには送信されない。ネットワークから切り離した完全なオフライン環境でも動作するため、未発表の研究データや、要配慮個人情報を含む患者データを組織の管理下に置いたまま、要約や分析、文献との比較などに利用できるという。
同製品はLenovo ThinkStation PGXを基盤とし、NVIDIA Blackwellアーキテクチャを採用。最大1ペタFLOPS(FP4精度時)のAI演算性能を備えるほか、CPUとGPUで共有する128GBのユニファイドメモリを搭載する。最大2,000億パラメータ規模の大規模言語モデル(LLM)を量子化モデルとして本体内で実行でき、ストレージ容量は4TB(NVMe SSD)である。
本体サイズは約150×150×50.5mm、重さは約1.2kg。一般的なAC電源で動作し、電源アダプターは240W。専用のサーバールームを必要としない。
販売方式は3年保証を含む一括購入型で、利用量やユーザー数に応じた追加費用は発生しない。別途の導入費用も不要としている。
