教育DX推進フォーラムにマウスコンピューターが出展

日本教育情報化振興会は3月6日と7日、「教育DXによる自分らしい学びの実現 ~次期学習指導要領の方向性を考える~」をテーマに、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で教育DX推進フォーラムを開催した。

このイベントには、マウスコンピューターが昨年に続き出展した。同社はNext GIGA端末として、11.6型 2in1ノートパソコン「MousePro T1-DAU01BK-A」や10.1型WUXGA液晶2in1タブレット「mouse M0」などを展示した。

  • 教育DX推進フォーラムでのマウスコンピューターのブース

    教育DX推進フォーラムでのマウスコンピューターのブース

マウスコンピューター 執行役員 第一営業本部 本部長 兼 第一営業本部 営業推進部 部長 金子覚氏は、このイベントに参加する目的について、次のように語った。

「国策として、AIやDXの人材を育てるため、教育に大きな予算が付いています。直近2カ年ではDXハイスクールが始まり、専門性の高い教育を実施している学校に助成金を出しています。当社の製品は、工業系の学校を中心に導入いただいていますが、中にはeスポーツのサークルを持つ学校もあります。マウスコンピューターはゲーミングが強い会社なので親和性が高いと思っています。また、GIGAスクール構想の一人一台の端末として、当社製品を採用いただいている私立の中学校・高校が増えています。予算制限がある中で、われわれの豊富なラインナップやカスタマイズ性で、学校教育の部分を後方支援できると考え、教育DX推進フォーラムに出展しています」

  • マウスコンピューター 執行役員 第一営業本部 本部長 兼 第一営業本部 営業推進部 部長 金子覚氏

    マウスコンピューター 執行役員 第一営業本部 本部長 兼 第一営業本部 営業推進部 部長 金子覚氏

Next GIGA端末として2in1 PCを提案

マウスコンピューターのブースでは、Next GIGA端末として、2in1 PCを展示していた。

360度回転する2in1 PC「MousePro T1-DAU01BK-A」

「MousePro T1-DAU01BK-A」は、画面を回転することでタブレットとしても使用できる2in1 PC。ディスプレイ部分が360度回転するコンバーチブル型の構造を採用している。

  • 「MousePro T1-DAU01BK-A」

    2in1 PC「MousePro T1-DAU01BK-A」

10点マルチタッチに対応した液晶パネルを搭載し、スタイラスペンが標準で付属する。ペン用の専用ホルダーも付属しており、本体にペンを装着したまま充電が可能だ。CPUはインテル プロセッサー N100、メモリは8GB、ストレージは128GB(SSD)で、OSとしてWindows 11を搭載する。また、ビデオ通話向けインカメラに加えて、キーボード上部に500万画素のカメラを搭載している。

また、「いたわり充電」の機能を搭載し、充電を行った状態で100%の充電が完了した後、充電アダプターを差したままでも残量が95%になるまで再充電がされない仕様となっている点も同製品の特徴。そのため、アダプターをを差した状態で長時間使用する場合でもバッテリーの過充電を防ぐ仕様になっている。

同製品は、文部科学省が設定したGIGAスクール要件のすべての項目に対応し、マイクロソフト推奨の GIGA Advanced パソコン推奨仕様に準拠している。

10.1型の2in1タブレット「mouse M0」

10.1型の2in1タブレットである「mouse M0」も展示。こちらは、昨年12月に発表された新製品だ。キーボードが着脱できる2in1方式を採用し、本体の重量は約555g、薄さ約10.5mm、キーボードを含め約876gの軽量・スリムな筐体となっている。

  • 10.1型の2in1タブレット「mouse M0」

    10.1型の2in1タブレット「mouse M0」

省電力設計のインテル プロセッサー N150、8GBメモリを搭載し、1,920×1,200(WUXGA)の液晶は10点マルチタッチ機能に対応する。

インタフェースは、充電・画面出力・データ転送に対応する2基のUSB Type-Cポートと、micro HDMIポートを搭載し、Type-Cポートと合わせて最大2台の外部ディスプレイに接続できる。また、オンライン会議やビデオ通話に適した500万画素のインカメラと、より高画質で細部まで撮影可能な800万画素のアウトカメラを搭載している。

同製品はOSの異なる2モデルが展開されている。Windows 11 Home、インテル プロセッサー N150 、8GBメモリ、256GB SSDを搭載した「mouse M0-IAU01BK-A」は5万9,800円から、Windows 11 Pro、インテル プロセッサー N150、8GBメモリ、256GB SSDを搭載した「mouse M0-IAU01BK-A」は6万4,900円からとなっている。

教員向けPCとしてノートPCやデスクトップも展示」

教員向け製品としては、重量1kg未満&長時間駆動のモバイルノート「MousePro G4-I7U01BK-F」と光学ドライブ搭載可能な「MousePro L5-I5U01WT-A」の2機種のノートPCを展示。

AI機能を活用できるモバイルノート「MousePro G4-I7U01BK-F」

「MousePro G4-I7U01BK-F」は、Windows 11 Pro 64ビットを搭載した高性能PCで、CPUにインテル Core Ultra 7 プロセッサー 355を採用し、メモリも16GB搭載する。ストレージはSSDの512GBで、Wi-Fi 7を標準搭載。BTOでnano SIM + eSIMカードも選択可能だ。

  • 「MousePro G4-I7U01BK-F」

    「MousePro G4-I7U01BK-F」

この製品は、Microsoftが提唱するCopilot+ PCで、AI処理に特化した「NPU」を搭載し、検索機能「Recall」やリアルタイム翻訳「ライブキャプション」、画像生成機能「コクリエーター」などを利用できる。

軽量な筐体には55Whのバッテリーを搭載しており、最長で動画再生時約13.5時間、アイドル時約23.5時間のバッテリー駆動を実現する。

高速にスリープ状態から復帰するモダンスタンバイに対応し、Windows Helloの顔認証機能に対応したWebカメラは、新たに強化されたサインインセキュリティ(Enhanced Sign-in Security)の設定が可能。メモリアクセスや、Windows Helloの生体認証データなどを、悪意のある外部デバイスの攻撃から保護することでセキュリティを強化している。

「AI活用に関しては、質の高い学校教育を生徒、児童に提供するために、最先端のテクノロジーを搭載した機種に興味を示される先生たちが非常に増えています」(金子氏)

光学ドライブ搭載可能なノート「MousePro L5-I5U01WT-A」

「MousePro L5-I5U01WT-A」は、MousePro製品として初のホワイト筐体を採用し、無線LANに加えて有線LAN端子も搭載する。取り外し可能なバッテリーを採用することで、予備バッテリーを持つことで、長時間のバッテリー駆動が可能になる。DVDスーパーマルチドライブを標準搭載しており、CD/DVDなど対応メディアでの読み込み/書き込みが可能。

  • 「MousePro L5-I5U01WT-A」

    「MousePro L5-I5U01WT-A」

インタフェースは、4K-UHD解像度に対応するデジタル出力のHDMIとアナログ出力のD-Subに加え、「DisplayPort Alt Mode」に対応したUSB3.1 Type-C端子を搭載。PCの画面とあわせて最大4画面の映像出力に対応する。

CPUは、インテル Core i7-1355U プロセッサー、インテル Core i5-1335U プロセッサーから選択可能で、メモリ8GB、ストレージ256GB(SSD)、Wi-Fi 6Eは共通となっている。

「学校のプロジェクターや電子黒板はまだアナログ接続であることも多く、USBもType-Cではなく、Type-Aで動かすものもあるので、このPCの販売は伸びています。われわれの汎用性がはまっていると思います」(金子氏)

省スペースデスクトップ「MousePro LP-I3U01」

デスクトップとしては、スリム型の「MousePro LP-I3U01」が展示されていた。

「MousePro LP」シリーズはデスクスペースを有効活用できる横幅99mmサイズで、限られたスペースでの利用に最適な省スペース設計になっている。また、周辺機器との接続に必要なUSB 3.0×2、USB 2.0×2 の計4ポートをケース下部に設置している。

  • 「MousePro LP-I3U01」

    「MousePro LP-I3U01」

CPUは、インテル Core i3 プロセッサー 14100で、メモリは8GB、ストレージはSSDの256GBを搭載。コンパクトなミニタワータイプのシャーシに、側面・背面に吸排気効率を高める適切なエアホールと、ハードディスクドライブやグラフィックスカードなどの高発熱部品近くに排気ファンを設置し、素早い排熱を促す設計になっている。

ディスプレイは、Type-Cケーブル1本で接続できる23.8型のiiyama「ProLite XUB2497HSN」を展示。色の再現性に優れたIPS方式パネルを採用し、画面は最大解像度フルHD(1,920×1,080)に対応しているほか、ピボット機能で画面を縦に表示できる。デイジーチェーン機能を搭載し、USB Type-C×1、DisplayPort×1、HDMI×1の映像入力端子を装備。2W×2のスピーカーも内蔵する。

  • 「ProLite XUB2497HSN」をデイジーチェーン接続

    「ProLite XUB2497HSN」をデイジーチェーン接続

DXハイスクールやSTEAM教育向けにゲーミングPCも展示

マウスコンピューターの製品はDXハイスクールや STEAM教育の用途でも定評があり、そのための製品として「G TUNE DG-A5G60」を展示していた。

「G TUNE DG-A5G60」は、OSがWindows 11 Home、CPUが6コア12スレッドのAMD Ryzen 5 4500 プロセッサー、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 4060 Ti、メモリが16GB、ストレージが1TB(SSD)となっている。

  • 「G TUNE DG-A5G60」

    「G TUNE DG-A5G60」

コンパクト設計のG TUNEミニタワーケースで、ガラスサイドパネルにより、カスタマイズしたPC内部を視覚的に楽しむことができる。また、ケース前面スリットからのライティングは、LEDボタンにてオン・オフが可能になっており、ヘッドホンやヘッドセットを掛けられる開閉式のヘッドホンホルダーを装備。暖気をケース背面と上部から排出するエアフロー設計で、ケース底面にはホコリの侵入を防ぐフィルターを装着している。

  • ガラスサイドパネルにより、内部を視覚的に楽しめる

    ガラスサイドパネルにより、内部を視覚的に楽しめる