TowerとXanaduが光量子コンピューティング向け製造基盤構築で協業
Tower Semiconductorと光量子コンピューティングを手掛ける加Xanaduは、Towerの量産対応プラットフォームをベースとした誤り耐性量子コンピュータ向けシリコンフォトニクスの開発における協業拡大を発表した。
この協業拡大は、Towerの提供するプロセスフローにおけるXanaduの設計をテストおよび改良するための一連の共同テープアウトの成功を含む、 これまでの協業による技術的成果を基盤としたもので、それによるとXanaduの独自材料スタックに対応した製造フローを共同開発し、次世代光量子ハードウェアに適した量産対応かつアーキテクチャ整合性を備えたプラットフォームを実現したという。このカスタムスタックは、システムの複雑性が増大しても拡張性と性能の両立を維持できるよう設計されており、大規模量子情報処理の要件に応えることが可能だと両社では説明している。
量産プラットフォーム上でのフォトニック回路の設計検証を加速
なお、両社は現在、 超低損失のSiNおよび集積フォトダイオード向け標準製品フローを使用した重要コンポーネントの性能最適化に焦点を当てた開発を行っているとのことで、これらのプロジェクトを通じて、Xanaduが確立された量産プラットフォーム上でのフォトニック回路設計検証を進めるとしているほか、Towerは量子コンピューティングの商用化が進む中、大規模光量子コンピューティングに求められる製造要件を満たすための体制を確立する重要なステップとなるとしている。