TSMCが熊本第2工場での3nmプロセス導入を日本政府に通達

TSMCのC.C.Wei(魏哲家)会長兼CEOが2月5日、日本の総理大臣官邸を訪問し、高市早苗首相にTSMC(JASM)が熊本県に建設を進めている熊本第2工場が3nmプロセスに対応する計画を伝えた。

熊本第2工場(TSMC Fab 23 Phase2)は、熊本第1工場(TSMC Fab 23 Phase1)の隣接地に2025年第4四半期より建設が進められているファブで、当初の計画では40nmプロセスおよび6/7nmプロセスでの製造とされていた。今回の3nmプロセスへの対応について、C.C.Wei氏は「3nmプロセスは現在、最先端量産プロセスであり、AIやスマートフォン(スマホ)などに活用されている。さまざまな産業分野からの先端プロセスニーズに日本が対応できるようになり、日本のAIビジネスの下支えにもつながる」と説明した。

すでに熊本第2工場については当初計画に基づく形で日本政府(経済産業省)から最大7320億円の補助金が支援される予定であったが、製造プロセスの変更に伴い、投資額も増加する見込みであり、支援額の増額が行われる見通しである。