2mm×2mmの同期整流コントローラをSTが発表
STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)は、省スペース化と効率向上を可能にする同期整流コントローラ「SRK1004シリーズ」を発表した。
同シリーズは、アクティブクランプ方式や、共振フライバック方式、擬似共振フライバック(ACF、AHB、QR)方式コンバータの2次側の効率を高め、充電器や電源アダプタ、スイッチング電源への適用を想定したもので、独自のSOIプロセスを活用することで、ローサイド側またはハイサイド側のいずれにおいても、接続されるMOSFETを最大190Vのドレイン - ソース間電圧で制御することを可能とした。また、4~36Vという広い電源電圧範囲を備えているため、ローサイド構成ではコンバータ出力から、またはハイサイド構成ではトランス側から電源を供給できるため、専用の補助電源を用意する必要がなく、部材コストを最小限に抑えることができるともする。
さらに、不必要なスイッチングを防止するためのターンオン・ウィンドウの幅を生成する回路も搭載しているほか、ゲートへの出力は最大1.6Aのシンク電流と0.6Aのソース電流を使用でき、スイッチング周波数を500kHzにまで上げているため、2mm×2mmと小型ながら、従来製品「SRK1001」の代替として使用でき、その場合、新たなスイッチオフ・アルゴリズムによって効率と堅牢性の向上を図りつつ、小型かつ低コストな設計を行うことが可能だとしている。
シリーズ製品として6品種をラインナップ
なお、同シリーズとして6品種が用意されているため、ロジックレベルまたは標準的なMOSFETゲート駆動に加え、ドレインインダクタンスの補償用としてターンオフ遅延を25nsまたは150nsから選択することができるとする。6品種それぞれに、評価ボードが用意されていることから、開発の迅速化に加え、目的とするコンバータ回路やMOSFETにどの品種が最適かを選定することも容易に行うことができるともする。すでにいずれの製品もDFNパッケージ(6リード)で量産中で、単価は1000個購入時に約0.36ドルとしている。
