デンソーがAUTOSARのコアパートナーに

デンソーは1月19日、2026年1月より車載ソフトウェアの業界標準化団体である「AUTOSAR(AUTomotive Open System ARchitecture)」のコアパートナーとなったことを発表した。

同社は2004年、プレミアムパートナーとしてAUTOSARに加入して以降、2019年にストラテジックパートナー、2022年よりプレミアムパートナープラスとなり、AUTOSARの技術戦略を推進するProject Leader Teamの一翼を担う形で、車載ソフトウェアプラットフォームの標準化を推進してきた。また、2022年にはAUTOSARの日本地域における代表(Regional Spokesperson)を輩出するなど、日本でのAUTOSAR普及にも尽力してきたとする。

コアパートナーは、主に2003年のAUTOSAR発足時より参画してきた日米欧の自動車(OEM)やティア1企業で構成され、各社の専門知識を持ち寄り、将来の自動車向けアプリケーションのニーズに対応することを目的としたオープンシステムアーキテクチャ標準の策定を主導してきたほか、AUTOSARの組織運営の中核を担ってきた。デンソーは今回、このコアパートナーとなったことで、AUTOSARの戦略やロードマップ策定にも積極的に取り組み、これまで以上に国際的な車載ソフトウェアの標準化を推進していくと説明している。

AUTOSARと並行してJASPARの幹事会社としても活動して標準化を推進

なおデンソーとしては、今後のモビリティの進化に重要となるソフトウェアの発展に向けて、実装力、人財力、展開力の3つの力をもとに、ソフトウェアの価値を高めていくとしており、AUTOSARという側面としては展開力という点で、AUTOSARでの活動に加える形で車載ソフトウェアやネットワークの標準化などによる開発の効率化と高信頼性確保を目指す「JASPAR(Japan Automotive Software Platform and Architecture)」の幹事会社としても、各業種や研究機関などと標準化の推進を図っていくともしている。