ADIがOSSの活用を推進

Analog Devices(ADI)は、企業や組織がオープンソース(OSS)のコンプライアンスを遵守し、OSSを活用したソフトウェア開発を適切に行うための国際標準規格である「OpenChain ISO/IEC 5230:2020」に準拠した社内プログラムの運用を開始したことを発表した。

ISO/IEC 5230として2020年12月に国際標準化された、組織がOSSのライセンスコンプライアンスを適切に実行するための要件が定義。OpenChain ISO/IEC 5230とオープンソースセキュリティ保証プログラムの業界標準であるOpenChain ISO/IEC 18974の維持管理を行っているOpenChainプロジェクトには現在、1000社以上の企業から参加があるグローバルコミュニティとして、サプライチェーンの迅速化、効果性、効率化を目指した取り組みが進められている。

国際標準規格への準拠で信頼性を向上

ADIでは、今回のOpenChain ISO/IEC 5230の運用開始について、ADI製品全体に関連するOSSの管理方法への信頼性を高め、コンプライアンスリスクを低減し、透明性を向上させることになるとメリットを説明している。

また、インテリジェント・エッジ(エッジAI)におけるソフトウェアの重要性が増す中で、OSSを活用することが顧客の製品開発の負担軽減につながり、市場投入までの時間を短縮させることにもつながるが、そのためには単にOSSであるというだけではなく、信頼できる高品質なソリューションである必要があるともしており、今回の社内における運用開始はそのマイルストーンになるとも説明している。