分解能を従来製品比2倍に向上
アルプスアルパインは12月16日、同社の3軸地磁気センサ「HSCDTD008A」の後継品として、ほぼ同等サイズで分解能を2倍となる0.075μT/LSBに高めつつも、ノイズを1/3、消費電流を約1/2に抑えた新製品「HSCDTD015A」を発表した。
VR/AR市場などにも適用可能な分解能を実現
同製品は、従来製品向けが主にスマートフォン向けに開発されたことを踏まえ、200Hzの高速応答に対応し、頭部の向き検出や、センサフュージョンによる姿勢推定など、VRやAR機器に求められる精密な姿勢制御用途にも使用を可能としたものだという。また、省電力設計の採用により、スマートフォンやウェアラブル機器にも活用することが可能だとしている。
そのため同社ではスマートフォンやVR/AR機器の向き・位置検知のほか、駐車場やモビリティ機器の位置検知システムなどを主な用途と想定していると説明している。
なお、同製品はすでに提供を開始しており、同社では地磁気センサの使用を検討しているさまざまな市場の顧客への提案を通じて、2029年までに年間590万個の量産を目指すとしている。
