アクセルスペースは12月19日、韓国のNara Space Technologyとの間で、アクセルスペースが提供する衛星画像プロダクトに関するパートナーシップ契約を締結したことを発表した。
小型人工衛星の開発・運用を通じて、誰もが宇宙を利用できる社会を目指して事業を展開するアクセルスペースは、小型衛星の設計・製造・軌道上運用における独自技術を基盤に、顧客の宇宙ミッション実現のための衛星開発・運用事業「AxelLiner」と、自社の光学衛星コンステレーションによる地球データ提供事業「AxelGlobe」の二大事業を展開している。
同社は現在、2018年に打ち上げを行った小型地球観測衛星「GRUS-1」の初号機と2021年に追加した4機を合わせ、地球のあらゆる地点について地上分解能2.5mの広範囲かつ高頻度な光学画像を提供。そして2026年には次世代地球観測衛星「GRUS-3」を7機打ち上げ、撮影頻度や撮影能力、光の波長を捉えるセンサの性能などを向上させる予定だとする。
一方のNara Spaceは、宇宙技術とデジタルプラットフォーム開発の知見を活かして、衛星データの普及と活用を推進しているといい、自社で運営する地理空間プラットフォーム「EarthPaper」を通じ、グローバル市場における衛星データのアクセス性・価値の向上に取り組んでいるとのこと。このEarthPaperは、複雑な衛星データを実務で活用しやすい形に整え、新規タスキングリクエストとアーカイブデータの双方へスムーズにアクセスできる点が強みだという。
そして両社は今般、衛星画像プロダクトに関するパートナーシップ契約を締結。これにより、GRUS-1のコンステレーションによる撮影データはEarthPaperを通じて提供されるとした。
アクセルスペースとNara Spaceの両社は今回の協業について、衛星データの国際的な流通基盤を強化し、研究・ビジネス活用・教育など多岐にわたる分野での活用拡大を推進するとしている。
