日本最大級の組み込み・エッジテクノロジー総合展示会「EdgeTech+ 2025」が11月19日~21日かけて、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて開催されている。同イベントにてマクニカブースでは、同社の社内カンパニーであるアルティマカンパニーがAltera製FPGAの最新版となる「Agilex 3」および「Agilex 5」の評価ボードやAgilex 5を活用したデモの紹介などを行っている。
組み込み開発に適したAgilex 3/5を搭載した実ボードなどを紹介
アルティマは2017年のマクニカによる吸収合併に伴ってカンパニー化される以前から旧Altera(その後、Intelによる買収を経て、2025年にAlteraとして再び独立)の代理店として、日本におけるAltera製FPGAの活用を支えてきた技術商社。IntelからAlteraとして独立した現在でもその役割は変わっておらず、Alteraからの信頼も厚いことにも変わりはない。
現在のAlteraの最新世代FPGAであるAgilexシリーズは、ローエンドからハイエンドまで「Agilex 3/5/7/9」の4つのシリーズがあるが、EdgeTech+ 2025で前面に押し出されていたのは、組み込み分野での活用が期待されており、かつAlteraとしての最新製品と位置付けられる「Agilex 3」とミッドレンジ向けの「Agilex 5」の2製品である(上位の「Agilex 7/9」についてはハイパフォーマンスが求められる領域向けの製品ということで、EdgeTech+の来場者の層とは異なるという判断から大々的な紹介はしていなかった)。
パートナーのIPを活用したデモのほか、台湾Terasicが手掛けるAgilex 3/5を搭載した評価ボードの紹介なども行われている。
Terasicでは、評価ボードに加えSystem-on-Modules(SoM)も提供しているというが、そうしたSoMについては、近年のAI活用の流れでシステム開発の容易化ニーズの増大などを受ける形で注目を集めるようになっており、活用したいという声も徐々に高まってきており、FPGAについても同様だという。
マクニカでは、そうしたユーザーからのFPGAを活用したという声に応えることを目的に、FPGAの開発に必要なシステム設計やデバッグ手法、AIスイートの活用など、さまざまなワークショップ/セミナーなども開催しており、日本の組み込みシステム開発におけるAlteraを中心としたFPGA活用の推進を図っているとのことで、今後もさまざまなワークショップを開催していくことを予定しているので、FPGAを活用した開発を進めることに興味を持っている人たちに、そうしたイベントに参加してもらい、FPGAを活用したAI実装についての可能性などを知ってもらいたいとしている。

