フォートナイト上に工場デジタルツイン空間を構築

大三鋼機と、同社の販売管理部門が分離して設立されたd3Lab.は11月17日、大三鋼機の実際の工場を3Dスキャンし、フォートナイト上にそのまま再現した「工場デジタルツイン」空間を構築したことを発表した。

  • フォートナイト上に再現された大三鋼機の工場の様子

    フォートナイト上に再現された大三鋼機の工場の様子 (出所:d3Lab./大三鋼機)

デジタルツインの対象となったのは、大三鋼機の第一工場(800m2)、同第2工場(370m2)および敷地全体(1900m2)で、実工場の構造、設備、車両、配管、床の汚れまで反映。「リアル工場をVR/ゲームプラットフォームへ持ち込む」取り組みだとd3Lab.では説明している。

転職フェアやバーチャル研修などでの活用を計画

d3Lab.と大三鋼機では今回の取り組みを「製造業×最先端ITテクノロジー」の融合による新たな採用・PR手法と説明しており、11月24日に名古屋にて開催される転職フェアにて、今回作成したフォートナイト上のマップを会場としたバーチャル会社説明会を開催する予定としている。学生はゲームの操作感のまま、楽しみながら工場構内を自由に移動/見学できるとするほか、説明会ブースにアクセスもできるようになり、実地訪問では困難だった工場の臨場感を、デジタル環境で体験できる点が最大の特徴だとする。

なお、説明会終了後は、一般応募者向けに今回作成したデジタルツイン工場マップをオンラインにて開放する予定としているほか、製造業向けバーチャル研修や設備メンテナンスシミュレーションとしての展開も計画しているという。また、海外での採用やグローバルPRに向けた英語版のデジタルツインマップの制作も目指すともしている。