RA0シリーズにタッチ機能搭載製品が登場

ルネサス エレクトロニクスは9月17日、同社の32ビットマイコン「RAファミリ」として静電容量式タッチセンシング機能を搭載した「RA0L1」を追加したことを発表した。

  • 「RA0L1」

    「RA0L1」のパッケージと利用イメージ (提供:ルネサス)

32MHz動作のArm Cortex-M23コアを搭載したRA0シリーズとしては初のタッチ機能搭載製品という位置づけで、小型家電、民生機器、産業機器など幅広いアプリケーションに向けて応答性に優れた高い感度のタッチ機能を低消費電力かつ低コストで提供すると同社では説明している。

低消費電力かつ高速ウェイクアップを実現

動作電圧は1.6~5.5Vで、5Vシステムにおけるレベルシフタやレギュレータが不要とするほか、複数の通信インタフェース、アナログ機能、セーフティ機能、セキュリティ機能の搭載によりBOMコストの低減を図ることも可能だとする。また、内蔵された高速オンチップオシレータ(HOCO)は±1.0%の精度を実現しており、外付けオシレータも不要にできるほか、-40℃から+125℃までの環境下で精度を維持できるため、リフロー工程後に時間とコストのかかるトリミング(精度調整)作業も不要にできるとする。

さらに、アクティブモードで2.9mA、スリープモードで0.92mA、ソフトウェアスタンバイモードで0.25μAと低消費電流を実現したとするほか、HOCOによりウェイクアップタイム1.6μsが可能で、CPUの動作時間を最小化でき、バッテリの長寿命化などを図ることができるようになるともする。

なお、同製品はすでに量産開始済みで、24/32/48ピンQFN、32/48ピンLQFP、20ピンLSSOPのパッケージ各種で提供されるという。

  • RAファミリにおけるRA0L1の位置づけ

    RAファミリにおけるRA0L1の位置づけ (提供:ルネサス)