シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア(シーメンス)は7月31日、総合モーターメーカーのニデックが、自動車業界などへの高品質な電気モーターの開発・供給に向け、インダストリーソフトウェア「Siemens Xceletator」ポートフォリオの「Teamcenter X」を採用したと発表した。
認証要件にも準拠した高信頼性QMSの確立へ
総合モーターメーカーのニデックはこのほど、シーメンスが提供するTeamcenterの製品ライフサイクル管理(PLM)および品質管理システム(QMS)の機能を実装したとのこと。これにより、トレーサビリティと構成管理に重点を置くことで業務プロセスとシステムを最適化し、開発から生産までの全領域における連携を目指すという。
なお品質管理ソリューションとしては、先行製品品質計画(APQP)、故障モード影響解析(FMEA)、計画管理に対応。さらに、ニデックのMESプロセスやERPシステムともより深く接続することが可能で、各種QMS認証の要件に準拠したシステムの確立に貢献するとした。
今回の発表に際し、ニデック 専務執行役員の戒田理夫氏は、「Teamcenter Xは、ニデックが業界で実績のあるライフサイクル管理と品質管理デジタルスレッドに裏付けされたイノベーション文化を確立し、これにより、モビリティと電動化の未来を加速する高品質で革新的な製品を開発、提供することを可能にする」とコメント。
一方でシーメンスのジャパン バイスプレジデントおよびカントリーマネージャーを務める堀田邦彦氏は、「ニデックの信頼性の高いプロセスの確立とデータ統合、そして品質管理要件を満たす取り組みを支援することを楽しみにしている」としている。
