Windows Latestは4月29日(現地時間)、「You can now access Android, iPhone from Windows 11 Start menu and transfer files」において、Windows 11のスマートフォン連携(Phone Link)がスタートメニューパネルから使えるようになったと伝えた。

この機能は4月25日にリリースされたオプションの更新プログラム(KB5055627)に含まれている。

  • You can now access Android、iPhone from Windows 11 Start menu and transfer files

    You can now access Android, iPhone from Windows 11 Start menu and transfer files

より簡単にスマホへのアクセスが可能に

スマートフォン連携は、Windows PCとiPhoneやAndroidデバイスをシームレスに接続して相互アクセスできるようにする機能。この機能を利用すると、PCの近くにあるケーブルを接続することなくiPhoneやAndroidの操作を行ったり、ファイルを共有したりできるようになる。

今回のアップデートによって、このスマートフォン連携をスタートメニューから利用可能になった。この新機能が有効になると、スタートメニューの右側にスマートフォン連携のためのフローティングパネルが表示されるようになる。ユーザーは、スマートフォン連携アプリを開かなくても、[Windows]キーを押すだけでスマホの写真やメッセージに即アクセスできるということだ。

月例更新プログラムで自動インストール

KB5055627はオプションの更新プログラムなので、適用するにはWindows Updateから手動でインストールする必要がある。ただし、同じ内容の変更が2025年5月13日にリリース予定の月例更新プログラムにも含まれる予定なので、それまで待てば自動的にインストールされる。

Windows Latestによれば、スマートフォン連携のスタートメニューパネルを有効化するには、設定アプリの [個人用設定]→[スタート]セクションにある[スタートでモバイル デバイスを表示する]オプションをオンにする必要があるという。また、スマートフォン連携アプリの設定によって、「スタートメニューに最近の写真を表示する」、「最近のメッセージを表示する」、「最近の通話を表示する」のオン/オフを切り替えられるとのことだ。

なお、この機能はら段階的に展開されることになっているため、すべてのユーザーがすぐに利用できるわけではない。まだオプションが表示されていない場合は、展開されるまでもうしばらく待つ必要がある。